雨時々晴れ 私の初夏のこと

5月は

『ショートストーリーセレクト4』日本初演 

古川オフィス製作 

翻訳・演出 tori

舞台「夏の記憶」ウィリアム・インジ作 ビオラ役にて出演。

初めての出会い。ご縁をいただいて。

久しぶりにストレートプレイとじっくり向きあうことができました。

もっとたくさんのお客様に見ていただきたかった！

と後になって思う事でした。

深い体験をさせて頂きました。

俳優というお仕事について

再び正面から向きあうチャンス。

尊い 贈り物でした。

美しく痛く

音楽の様な余韻が残る繊細な戯曲。

愛しい宝物がひとつ増えました。

カンパニーメンバーも普段なかなか出会えない

フィールドを越えた出会いに胸が踊りました。

ことに若い俳優さんの

美しい純粋な力に心うたれる日々でした。

写真は たった一枚楽屋で撮ったもの。

ビオラの記憶の中のビーチに遊びに行った気分でパチリ。

そうして

ミュージカル・ワークショップ♪

ふたこ音楽館にて開催しました^ ^

このワークショップ。

毎回様々な方が参加してくださいます。

この場所を私はとても大切に思っています。

勇気を持って参加してくださるみんなの事を誇りに思っています。

集まってくださる限り、ずっと続けていきたいホームの様な場所。

チャーミングで誠実で大人で自分のスタイルを持っているメンバー。

初めましての素敵な出会いも楽しかった！

そうしてどんな事にも Yes！と言って動じないチーム。

ゲストの光枝さん含め、役割を全うする心強いメンバー達と

普段なかなか歌う決心のつかない楽曲を歌うチャンス。

これまた。ギフト！

プログラムはおってご紹介しますね。

おかげ様で大好評で立ち見席まで。

たくさんのお花や差し入れも頂きました。

足を運んでいただいて、心から感謝いたします！

ご本人が、ご自身の本当の人生を舞台で語ることは

大変な覚悟と勇気がいることだと思います。

今の時代に「もう話しても良いと思った」とおっしゃる宝田さん。

国際都市ハルピンで12歳まで育ち

最後の引き揚げ者として ただひたすら南へ南へ。

胡盧島から日本への船に乗り帰国。

私が一番好きなシーンは

宝田少年が 引き揚げ船の甲板から

大陸にいる友に向かい歌う中国語の歌

二胡の音と宝田さんの想いが伝わってきて。

涙を禁じえませんでした。

戦後逞しく生きて

ホッケを売り靴磨きをして東宝ニューフェイスとしてデビュー。

ゴジラの主役を射止め

何百本もの映画に出演。

笑いあり。涙あり。

語り部宝田さんご本人の

逞しい生き様から勇気をもらいます。

たくさんの方がたに聞いていただきたいな。

再演して欲しいとのお声があがっているようで。

ぜひ。実現して欲しいと願っております。

二部は宝田さんのもうひとつの顔。

ミュージカル エンターテイメントの世界。

個性溢れる出演者達が次々とナンバーをお届けしました。

古き良き時代のミュージカルの名曲。映画音楽。流行歌。

バラエティに溢れる内容。

最後は宝田さんが大切にされている作品

ミュージカル『ファンタスティックス』よりTry to remember 

エルガヨ を 演じながらの宝田さんの歌は 本当に素敵でした。

と。

新緑の季節、紫陽花の季節を

またもや横目に駆け抜けた私の初夏のご報告でした^ ^

劇場まで足を運んでいただきましたお客様。

遠くで見守ってくださいましたお客様。

いつも。いつも。

感謝しか ございません。

これからも。どうぞ 見守ってください。

そうして

ぜひ 劇場に足を運んでいただいて

お会いできることを心より願っております。

長雨が明けたら

お日様の眩しい夏がやってきますね。

私は深緑も横目に

今年の夏も駆け抜けてまいります。

8月23日はふるさと宮崎 小林文化会館主催『こばやしわのしずく』

二部にてソロコンサート^ ^

8月26日から30日まで

愛の溢れた素晴らしい戯曲『バタフライは自由』に出演致します。

皆様に見届けていただますよう！

頑張ります！！

お身体を大切になさってくださいね。

健やかな再会を楽しみにしています。

駆け足でご報告させていただきました。

長文 最後まで読んで下さって、ありがとうございます^ ^

瑠美